「子どもにプログラミングを学ばせたい」
「プログラミングを通して英語力をつけたい」
「プログラミングを勉強したいけど、英語が苦手」
本記事はこのように、プログラミングを通して目的を達成したい人に向けた記事になります。
結論から言うと、「プログラミング初心者レベルでは英語はたいして必要じゃないし、力もつかない」っていう話です。
ここでいう、「初心者」とはプログラミングで案件をとれるレベル程度までとしています。
こんにちは!
僕はプログラミング歴1年のShinと申します。
僕自身は大学に入ってから「ラクに稼ぎたい」っていう気持ちと「プログラミングやっとくと何かと便利かな?」という思いからプログラミングを勉強しはじめました。
そうしてプログラミングを勉強していった僕ですが、
思ってたのと違う…
こんな経験が結構あったんですよね(笑)。
特に、昨今のプログラミングブームの影響で企業での広告だったり、多くの人が「プログラミングを学んだほうがいい」といった発信をしています。
プログラミングを勉強した方がいい、という意見には僕も大いに賛同していますが、「ここは違うな」とか「初心者じゃ無理だな…」とか「この部分、盛りすぎだろ(笑)」ってことも見えてきました。
僕が感じたギャップは主に
①英語力は付かないし、必要がない
②すぐにプログラミング力はつかない
③見てるだけじゃ力はつかない
ざっとこの3つでした。
でも、僕は「すぐにラクに稼ぎたい!」といった願望は達成できませんでしたが、プログラミングを勉強してよかったと思いますし、今後もプログラミングを学び続けると思います。
そのくらいプログラミングは魅力的な分野だし、皆さんにもオススメしてます。
本投稿では、「英語」に関する解説に焦点を当てていきます。
ほかの2つのギャップについては別投稿で解説します。
プログラミングのイメージの違い(学習前と学習後)
これからやるべきこと
では早速見ていきましょう!
英語力は身につかない
「プログラミングは英語も身につく」
この言葉はプログラミングのメリットとして多くのサイトで取り上げられていますが、結論から言うと
初心者はこの恩恵を受けることはほとんどない
です。
ではその理由を解説していきます。
初心者が触れるプログラミングで使う語数が少ない
おおよその原因はこれになります。
僕はプログラミングを複数言語いじってきたのですが、ぶっちゃけ使った単語は100語もないです。
しかも具体的には、ifやwhile、errorなど日常でも使わない単語が多い印象を持ちます。
英検五級でさえ、500単語程度の英語力が求められること、一方的な勉強になるためリスニング能力がつかないことなどからも英語学習目的で使うことは向いてないと思います。
以上の点から
「英語を勉強したい」とか「プログラミングを通して子どもに英語を学ばせたい!」といった目標を持っている人はプログラミング学習は最善ではないと思います。
本当に英語の学習がしたいのであれば、4技能を鍛えることができる英会話教室に通うことをオススメします。
最近では、youtubeに有料級の動画が公開されていたり、参考書でも英語力は底上げできるので、英語を勉強したいと思っている人はそちらをオススメします。
どちらかといえば、プログラミングを勉強してるとおまけ程度に英語に触れる、といった感覚です。
お菓子でいえば、グリコのおまけ程度に考えておいた方がいいと思います(笑)。
とはいえ、中級者からは英語ができると有利
では「プログラミング=英語が必要」というイメージはどこからついたのか。
文字と英語の羅列をひたすら打ち込むプログラマーだったり、ドラマや映画でキーボードをひたすら打ち込みまくるエンジニア____。
こんなところじゃないでしょうか。
実はこのイメージは得て妙で、本当に英語を使うのは中級者以上のプログラマーです。
というのも、プログラミング言語のほとんどすべてが海外で作られているからです。
また技術が日本に来るのが遅いこともあり海外の技術者から教わる、ってことも起こります。
上記のような海外から(主にアメリカ)技術を取り入れる際には「英語力」が必要になってきます。
それこそ挨拶から雑談、技術にまつわる話までコミュニケーションは英語を介して行わなければなりません。
このような状況になるとやはり英語ができるとスムーズに技術の習得につながります。
また、「みんなこのサービス使っていいよ」としてサービスを提供している会社のルールブック自体も大体英語で書かれていることも相まって、英語ができると便利なのは間違いないと思います。
このようなことが言われそうですが、初心者向けの教材はほとんど日本ですでに流行っている言語しかない
これがすべてだと思います。
具体的には、本屋さんやほかのサイトを見ればわかると思いますが、PythonやPHP、Javascriptなどが挙げられます。
これらの言語は日本の技術を支えるシステムを作っていて、すでに多くの人が利用しています。
そのため日本語版として多くの情報が出回っています。
そのため、初心者が扱うレベルのことは大体、日本語で情報が公開されています。
ただ、海外の情報を仕入れたいときには英語が必要になるので英語ができるに越したことは無い、というのも事実です。
実際にアメリカでは日本以上に情報が充実していますし、日本では有料の情報が無料で発信されていることも多いです。
詳しくは、文系最強!!プログラミングを無料で勉強する方法[独学]で解説しています。
プログラミングを英語を理由に断念するのはもったいない!!
上記でも解説しましたが、初心者では英語はほとんど必要ない、という話をしました。
現在目にする教材として、参考書・youtube・動画教材といった教材がありますが、99%は日本語で分かりやすく書かれています。
そのため、英語力が必要かといわれれば個人で案件を獲得するレベルに至るまでは十分日本語で対応できる、というのが回答になります。
なので、「英語ができないから勉強するのをやめる」というのはもったいないと思います。
プログラミング学習に少しでも興味がわいたなら、Progateといった無料で簡単にインストールできるアプリをインストールしてぜひ感覚を掴んでみてください!!
ゲーム感覚でプログラミング学習ができて、パソコンの準備や移動中にも学習ができるのでオススメですよ!!