プログラミングを勉強してるけど挫折しそう
プログラミングをやめたいけどやめるのはもったいない…
このような悩みを持つ方に読んでほしい記事になります。
こんにちは!
僕はプログラミング歴1年になります、Shinと申します。
僕は「プログラミングをアルバイトの代わりにしたい」という気持ちで勉強し始めたのがきっかけでしたが、はじめて1か月で挫折を経験しました。
エディターのインストール方法が分からない___。
結構しょうもない理由でしたが、当時の僕にとっては頭を悩ませる問題でした。
ほかの人が挫折したのは、意志が弱かったから…
心の中で、「自分は違う」と思い込んでいたのかもしれません(笑)。
なんだかんだ言って現在もプログラミングを続けている僕ですが、1年間を通して分かったのは
「挫折してもよくね?」
ってことです。
参考書まで買ったのにもったいない…
勉強した時間が無駄になるのでは?
このような疑問も解決しながら解説していきます。
プログラミングの教養が身につく
まず、プログラミングの勉強をする一番のメリットといえると思います。
コンピューターに指令を出すには機械に分かるようにコードを入力しないといけない、webサイトの裏側ではたくさんのコードが書かれている、といった教養がつくだけでも十分にプログラミングに関する教養といえます。
特に、以下では具体的なメリットを列挙していきます。
世界的に「プログラミング思考」の需要が高まっている
プログラミングについて、まずは身近な話から。
・ITエンジニア不足
・AIの普及
詳しい説明は省略しますが、要するに
「プログラミング需要は明らかに増加している」
ってことです。
プログラミングを勉強したあなたは何の言語を学びましたか。
Python, Javascript, PHP___?
多くの言語が存在しますが、If文やfor文、While文などの条件分岐や反復文、そして「どっちが大きい?」といった比較文などを勉強したのではないでしょうか?
「○○を実行すると××という処理が行われる」
入力をして実行すると出力する____。
この感覚を意識的に、あるいは無意識のうちにやっていたのではないでしょうか。
これこそが「プログラミング思考」ひいては「論理的思考力」に当たります。
言ってしまえば簡単な話ですが、知っているのと理解するのは別物なんですよね(笑)。
例えば、料理の本の内容を丸暗記しても、実際につくってみないと分からないこともありますよね?
手を切るかもしれないし、火加減が間違っているかもしれない、というようにプログラミングでも自分で実際にやってみないと分からないことも多いです。
身近な例を挙げてもプログラミングと生活は切り離せない存在になりつつありますが、世界的に見ても重要視されている存在になっています。
近年では、日本の義務教育にプログラミングが導入されるほど重要視されているプログラミングですが、この技術はAIやIoT、ブロックチェーンなどの最新の技術だったり、GoogleやAmazonといった世界的な企業の技術をも支える存在になっています。
しかし先ほども述べた通り、そんな技術も本質的には「プログラミング思考」のルールのもとにつくられていることを考えると学んでおいて損はないのではないでしょうか。
プログラミングの勉強を再開した時に「強くてニューゲーム」
まずは「強くてニューゲーム」の説明から。
「強くてニューゲーム」は、ロールプレイングゲームなどでゲームクリアした時点のセーブデータを引き継いだ状態で、新たに初めからゲームで遊ぶこと(ニューゲームをすること)を指します。
言い換えると能力は変わらずに初めからやり直すこと。
プログラミングではこの「強くてニューゲーム」ができる場合が多いなあ、と感じました。
このように思ったのは、プログラミングが
- 暗記ではなく理解が必要だから
- アップデートされても、基本的な操作が変わらないことが多い
- 知識が身についていれば再開してからの復活が早い(ググる、環境構築など)
- 前提知識が残っている状態だと再開した時に新たな視点でプログラミングに触れることができる
この4つが理由です。
挫折するときって大体「モチベーションが続かない」とか「どうしてもエラーが消えない」といったネガティブな理由が多いと思いますが、時間を置くと解決することって多いです。
ふとプログラミングの記事がオススメに出てきたり、アイディアが浮かんできたり____。
そんな時にプログラミングを再開すると、「なんでできなかったんだろう」と思うことも多い印象です。
そんな挫折と成長の繰り返しの中で「楽しい」と思えるようになればこっちのものです!
僕もそうでしたが、ある日を境に急に楽しくなることがあります。
「その日」を迎えるようになると、自分から率先して勉強もするようになるし、クライアントからお金をもらえるような仕事もできるようになります。
なので、「その日」を迎えるまではモチベーションとの戦いになりますが、一度や二度くらい挫折してもよくないですか?
クライアント側に立った時に適切な指示が出せる
まあ、要は「カモられない」ってことと、自分で満足できる開発を依頼しやすくなるってことです。
「カモられなくなる」ってのはそのままの意味で、委託者に有利になる契約をしなくて済む可能性が上がります。
僕の知っている事例では、「レスポンシブ対応」を依頼していなかった方が後で追加料金を払ったという事例です。
レスポンシブ対応とは、パソコンだけでなくスマホやタブレットなどのほかのデバイスでもストレスなくサイトを見れるようにするものです。
最近ではスマホの普及でレスポンシブ対応は標準化するのが普通ですが、依頼者がこのことを知らなかったことがこの問題を起こす原因となりました。
依頼者が委託者に依存する形になると、委託者の裁量がサイトにも大きく反映してしまうことや依頼者の満足のいくサイト構築ができなくなる可能性が上がることもよくあります。
自分では作れないけど、大方のできることは知っている___。
このレベルに達しているだけでも完成度や値段、納期などの交渉が変わってくるのでプログラミングを触ったことのある人なら優位に進めやすくなります。
こういった点からも「プログラミングの挫折」は無駄にはならないと思います。
別のことにチャレンジできる
プログラミングを勉強していると、今まであたりまえのように使ってきたツールの機能を改めて実感するときがあります。
webサイトだったり、Photoshopだったり、AIだったり___。
僕自身は、始めは「webサイト作りたいな」って思って始めたプログラミングですが、web系のプログラミングの勉強をしている最中に、「Pythonで画像認識できたら面白そう!」とか「画像編集をPhotoshopでできたらかっこいいな」といったように興味が移っていきました。
見方を変えれば目移りなのですが、自分が知らなかっただけで知ったら興味が湧くことってあると思います。
それが、スポーツなのか音楽なのか芸術なのかは人によって違うでしょうが、未知の技術に触れる機会をプログラミングは与えてくれるので、仮にプログラミングで挫折したとしても、自分が打ち込みたいことを見つける機会にもなるのでオススメします。
もちろん、プログラミングは一つの手段なので、ほかの方法でも全然大丈夫です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「プログラミングで挫折したら時間がもったいない…」
この意見は少しは変わったでしょうか?
結局、プログラミングを勉強したのであれば、自分の目標を達成するのが一番なのでしょうが「プログラミングの挫折率が9割」ということからもわかる通り、プログラミングを継続して、自己実現するのは難しいのが現状です。
でも、プログラミングを介して学べることもあるだろうし、成功しなければ「時間の無駄」というのも寂しい話ですよね?
教養になるだけでも今後役立つ可能性はありますし、「新しいことを経験した」と思えば、多少の時間やお金も授業料としてはわりにあう分野だと思います。
今後、この記事を読んでいる方がどのような行動をするかはわかりませんが、「プログラミングを勉強した」という事実だけでも一歩の前進だと思うので、次の行動のいしずえにしてほしいと願っています。
web制作を独学で勉強したいんだけど、挫折率が高いって話を聞いた。どういう理由で挫折するのか、挫折しないためにどうしたらいいかなどもあわせて知りたい! 本記事ではこのような悩みを解決していきます。 […]