web制作を無料で勉強したいから独学にしようかな
独学で勉強するのは時間が少しかかるだけだろう
今から独学で勉強しようと思ってる
今回はこのような考えを持つ人に向けた記事になります。
web制作を効率よく進めるための方法
まずは自己紹介から。
僕は現在大学生で、web制作を独学で1年以上勉強してきたShinと申します。
初案件受注までには約6か月間かかりました。
基本的には参考書とUdemyの受講で案件をとりましたが、web制作を始める前と後では「独学」に対する見かたが変わりました。
独学ならではの苦悩やギャップがあったので本記事で共有していきます。
では早速見ていきましょう!!
Web制作(独学)に関する初心者の盲点
盲点①:独学もお金がかかる
一番のギャップはこれですね。
web制作をはじめ、独学で勉強を開始した人の共通の考え方として「お金がかからない」という考え方があると思いますが、ぶっちゃけ結構お金がかかります。
大体の人は参考書やUdemyの動画購入、更にはProgateに課金すると思いますが、それぞれの値段は大体このくらいです。
Udemy:1,440円(saleの時)
12,000円(通常時)
Progate:1,080円/月(有料版)
特にweb制作ではHTML,CSS,Javascript,PHPなど言語が多岐であること、レイアウトやデザインも絡んでくることなどから網羅するには複数の参考書・動画を見る必要があります。
参考までに僕がweb制作関連で購入した参考書を公開すると、
CSS設計 4,000円
Sass 2,500円
Javascript 2,000円
JQuery 6,000円
WordPress 11,000円
Photoshop 2,500円
Illastrator 2,500円
Adobe XD 3,000円
合計39,500円
参考書を見極めれば出費は抑えられますが、たいていの人は2万くらいかかるのではないでしょうか。
という人もいると思いますが、
・動画が勿体ぶる構造になっていること
・これを見れば完璧という教材があまりないこと
・自分でサイトを作るときやわからないことを調べるときに手元に何も残らないこと
などから、あくまで「補助的」に使うのがおすすめです。
盲点②:時間がかかるだけでなく「機会損失」が大きい
「独学=時間がかかる」だけじゃない、って話です。
(引用:https://www.weblio.jp/content/%E6%A9%9F%E4%BC%9A%E6%90%8D%E5%A4%B1)
独学:半年~1年
といわれているので、ざっと6か月分くらいは時間的に損するわけです。
初心者が案件を受注するのはランサーズかクラウドワークスであることがほとんどですが、案件をとるところから納品までには1か月くらいかかります(もっと早いことも)。
WordPressの案件をとるにしても、1回の案件は5万円以上なことを考えると、少なくとも30万円以上の機会損失が発生することになります。
もちろん、独学でも案件受注までに時間がかからない人もいますが「再現性がない」ことを考えるとこのくらいが妥当だと思います。
僕の場合は、同時期にプログラミングを始めた人(スクール通い)が案件をとっていた時には、僕はまだCSSの勉強をしていました(笑)。
当時の僕は大きな買い物をした後だったので、スクールは全く考えていませんでしたが、経験値的な差を痛感したのはいい思い出です。
盲点③:プログラミング以外の部分でつまずく
「俺、何やってんだろう…」ってなりました(笑)。
独学で勉強している人が「時間がかかる」・「挫折する」ポイントはこれが理由です。
具体的には
- 教材選び→サイトやyoutubeなどでの検索・ロードマップなどを見る
- エラーやわからないところが解決できない→検索したり、質問サイトで聞く(大抵解決できない)
- モチベーションを保てない→youtubeやTwitterでやる気を保つ
- インプット中心の勉強になりがちなので、技術の習得が遅れる
などです。
これらの問題の共通点はプログラミングのスキルアップ以外の問題でつまずくことです。
プログラミング=難しそうなコードをカタカタ打ってるイメージがあると思いますが、独学の場合教材から解決、カリキュラムまで自分に依存するので、変なところで頭を抱えるんですよね(笑)。
(引用:PR TIMES)
上の図は大手プログラミングスクールの侍エンジニアが出した「プログラミングの挫折理由」ですが、上位に乗ってるほとんどの理由が独学で陥りがちな問題なんですよね(笑)。
しかもプログラミングスキルとは関係ないところで___。
僕自身も実は2回ほど挫折しました(笑)。
1回目は環境構築で、2回目はエラーが3日間解決できなかったので挫折しました。
プログラミングをやりたくてはじめたweb制作にたどり着けなかったときはイライラした記憶があります。
正直、プログラミングを独学でやる鬼門は自分で全部調べられるかです。
「プログラミングはやりたいけど、その辺の雑務はやりたくない」
「プログラミングだけに集中したい」という人でないと独学は厳しいのが現状です。
独学は修羅の道です。
独学は挫折率が9割
この言葉はプログラミング業界では今や定説になっている言葉です。
「俺はプログラミングで副業がしたい」「プログラミングで稼ぎたい!」そんな意気込みを持った人達で実を結ぶのが1割って結構残酷ですよね(笑)。
さっきも言った通り、僕自身も2回挫折したので、挫折する人の気持ちもよくわかります。
ただ、実際に独学で成功している人もいますし、独学ならではのメリットもあります。
詳しくは別記事で解説しますが、独学では「検索力」が格段に上がります。
検索力とは、文字通りわからないことを解決する力ですが、案件を獲得してからは基本的にわからないことだらけです。
クライアント(委託者)から受けたリクエストに沿ったサイト設計が求められますし、自分の知らない機能の実相を求められるので、たいていの人はここで困ります。
そのため、独学の段階で検索力をつけておくと案件獲得からの道のりが若干楽な気がします。
これからweb制作を勉強する人におすすめのサービス
最後に僕が今からプログラミングを勉強しよう、って思ったら使いたいと思うサービスを紹介して終わりたいと思います。
※年齢を問わず全員にオススメできるサービスを選びました!!
オススメサービス① デイトラ(10万円程度)
デイトラはスクール関係では一番オススメしたいコンテンツです。
オススメ理由は
1日1題の課題が出る→忙しくても毎日続けられる・手を動かすのでこなすだけでスキルがつく
チャットで質問ができる→課題で分からないところをその日のうちに解決できるので、計画が狂わない
受講生の満足度が高い→授業の質が高く、成果を出しやすい
Twitterでの「案件報告」やモチベーションを保つうえでも一番のサービスだと思います。
独学では「いつになったら案件が取れるんだろう…」といった時間の不安におびえやすいので、「3か月後」というゴールがあるのは精神的に助かると思います。
「プログラミングスクール=高い」のイメージですが、安さではスクール随一なので、大学生にもおすすめのサービスになっています。
(オススメできない点)
- スクールなので独学よりもお金がかかる(約10万円)
※ただし、業界最安値なのでほかのスクールよりも破格 - 質問ができるのは、提供している動画教材に関する内容だけ
オススメサービス② Udemy
[HTML/CSS/JavaScript] フロントエンドエンジニアになりたい人の Webプログラミング入門
・動画で勉強したい人
・なるべくお金をかけたくない人
・大学生全般
独学(参考書ベース)で勉強して詰まってしまった人・本よりも動画のほうが学習効率があがる人におすすめです。
独学でweb制作を勉強している人のたいていの理由は「安く済ませたい」という考えの人が多いと思いますが、Udemyは安い値段で映像授業を受けることができます。(1つの講座で1200円)
<オススメできる点>
- 良質な映像授業が1,200円で受けられる→評価が高くわかりやすいので挫折しにくい・参考書より安い
- 授業内容でわからない部分を質問できる→自信をもって次に進める
- 数分の動画のパックになっている→ひとつ一つの動画が短いので、集中しやすい
- 返金保証あり→自分に合わない講座を受講しても大丈夫
<オススメできない点>
- 授業以外の質問には答えてもらえない
- 予定を組んでもらえないので、あくまで自主的な勉強が必要
といった感じです。
僕個人は「参考書に書いてない問題が解決できない」「活字がつらい」という理由でUdemyを受講しました。
Udemyでは、講師の先生が行った操作に沿えば、エラーが起こることもないですし、実践からの学習ができるので、参考書に戻ったときに「この操作で○○を実行するんだな」といった感じで、その後の学習をスムーズに進めるのに役立ちました。
Udemyで学習すれば、基本的な参考書はすっとばせることができるので、後は「こういった機能を付けられるよ」といったレシピ本を持っていれば、スムーズにポートフォリオを作れるようになると思います。
ここでは、実際に僕が使用したレシピ本を紹介しておきます。
①サイト設計
②HTML&CSS
③WordPress