本記事ではこのような悩みを解決していきます。
・プログラミングのデメリット
・具体的に何から始めればいいの?
もともとは「アルバイトの代わりにしたい」気持ちから勉強をスタートし、web制作にて7か月目に4万円の案件を獲得。現在はIoTに興味をもち、Pythonを独学で勉強中。
本記事では「大学生のプログラミングをオススメする理由」について解説していきます。
僕自身、大学生2年生まではプログラミングとは無縁の関係でしたが、プログラミングを介してたくさんの恩恵を受けたので今回はこれを共有していきます。
この記事を読めばプログラミングのメリット、デメリットが分かり、次の行動までの足掛かりをつかめるのでぜひ最後までご覧ください。
大学生にプログラミングがオススメな理由6選
では早速「プログラミングをオススメする理由」を解説していきます。
時間がある
大学生の一番の強みは「時間」です。
特に、大学1年~2年は「自分のやりたいことを実現しやすい期間」なのでプログラミングといった、絶対的な時間が必要なスキルの習得にはもってこいです。
平日、仕事から帰った後に一日1時間、休日は返上して一日6時間勉強___。
そして半年後に未経験エンジニアとして転職。
それに比べて大学生は授業が忙しくないこと、使える時間が多いこと、親からの仕送りがある人も多いことからリラックスして学習に取り組めるのでオススメです。
プログラミングは時間がかかるので「もっと早く勉強しておけば…」と後悔する部類に入るので、思い立ったが吉日で勉強を開始してみてはいかがでしょうか。
(とはいえ、社会人から勉強し始める人が多いので、大学生で遅すぎることはない)
アルバイトの代わりになる分野もある
アルバイトの代わりになりやすい分野はweb制作、Pythonあたりですね。
web制作は簡単に言えばwebサイトの見た目や機能を作る分野で、Pythonは人工知能からIoT、ブロックチェーン、業務自動化などの技術の土台になっているプログラミング言語です。
この2つの強みは、スキルを身に付ければ「在宅」で「個人として」仕事を受けられることですね。
具体的にはランサーズやココナラといったクラウドソーシングで、依頼者とマッチングすれば個人契約で仕事を受けられます。
スキルが身に付くほど仕事の幅も単価も上がるので、アルバイトの代わりにはぴったりではないでしょうか。
実際のところは未経験から急に仕事をとるのは難しいですが、
・アルバイトで業務経験してみる
といった方法で経験値を積んでから案件をとってみるのもアリですね。
実際、学生向けにやっているプログラミング関連のインターンは多いですし、アルバイトでも時給が1300円とほかのアルバイトよりも時給が高いのでオススメです。
就職活動で役に立つ
「就活で役に立つ」のは言わずもがなだと思います。
理由は全国的にエンジニアの数が不足してるから。
最近の企業では新入社員にわざわざ会社がお金を出してプログラミングを学ばせることもあるくらいです。
そんな中で、既に基礎的なプログラミングスキルが身に付いていることは、ほかの就活生に比べても差別化できるポイントになると思います。
実際、プログラミングを勉強するとコードを書く力以外にも
・問題解決能力(主に検索力)
・交渉力
・タイムマネジメント能力
なども身に付くので、就活のときには有効な手段になります。
他のことに興味が湧く
これはプログラミングでよくみられる現象です。
例えば、僕がやっていたWeb制作ではデザイン・執筆・コードを書くといった工程がありますが、勉強をしていくうちにデザインの面白さに気づいて、webデザインの道に進む人もいます。
また、僕のように執筆が楽しくなってブログに力を入れ始める人もいます。
というように、「自分がやってて楽しい分野」が見つかることがあります。
もちろん、コードを書くのが楽しくてエンジニアになる人もいるし、途中でやりたいことが変わって別の言語を勉強し直す人もいます。
ただ、プログラミングでこなされている業務って意外と多いですし、今まで知らなかっただけで実際にやってみたら楽しかった、なんてことも多いのでオススメです。
身近な具体例を挙げると、
・3Dグラフィックのゲーム→Unity(プログラミング言語)で作られてる
・2chなどのまとめサイト→PHPでできている
などなど。
こういったサービスを作るにも、いまやネットにいくらでも情報が落ちているので、なんかしら作ってみると新しい発見もあるかもしれません。
初期費用が0円で始められる
「お金をかけずにプログラミングを始めたい…」
こう思う人は多いと思いますが、実際にはパソコンさえあれば0円で勉強を始められます。
今の大学生はレポート課題や授業中のメモにパソコンを使う人が多いので、パソコンを持ってる人が多いと思うので、学習自体は無料でできます。
プログラミングと聞くと
「Macのほうがいいんじゃないの?」
という意見をよく聞きますが、ぶっちゃけWindowsでもMacでもどっちでも変わんないです(笑)
しいて言うなら、スタバでパソコンを開くならMacのほうがかっこいいかな?ってくらいです。
失敗しても問題なし(損失がほとんどない)
「失敗が怖い」
「失敗したらお金がめっちゃ無駄になる」
こういった心配をする人が多いですが、失敗しても損失はほぼゼロです。
失うとしたら、時間と人によっては教材代くらいです。
とはいえ、プログラミングの学習自体が無駄になる、ってことは少ないので挫折してもダメージがないです。
プログラミングと同じように、副業として広がっているFXや「せどり」は失敗すると金銭的な損益が出ること、それ自体では何の能力も身に付きにくいことを考えると、プログラミングのコスパのよさが分かると思います。
プログラミングのデメリット
ここまではプログラミングを学習する「うま味」について解説しました。
プログラミングはいいぞ~って解説した後に言うのもなんですが、もちろんデメリットもあります。
よく耳にするのは
「プログラミングは独学じゃ無理」
「結局稼ぐのは難しい」
などでしょうか。
というわけで、これ以降はプログラミングのデメリットを解説します。
プログラミングの勉強を始めるとたいていの人が陥る問題なので、学習を始める前に念頭に置くべきデメリットを挙げていきます。
絶対的に時間がかかる
プログラミング初心者の定説として、仕事を受けられるまでの時間の目安は
独学:半年~1年
になっています。
プログラミングを勉強し始める人は「プログラミングですぐに稼げるようになりたい!」と意気込む人が多いですが、実際には半年~1年くらいかかるギャップで挫折する人が多いです。
なので、
ラクして稼ぎたい人
にはオススメできないのも事実です。
実際、プログラミングの勉強時間から収益化するまでの時間を時給換算するとかなり安いです。
僕自身、収益化するまでには7か月、時給換算すると時給20~30円くらいだったので、決してコスパはよくなかったです(笑)。
なので「1年後の収益よりも今すぐにお金が欲しい」って人はアルバイトをやった方がコスパはいいと思います。
アルバイトの代わりにならない分野もある
プログラミング言語の中には、アルバイトに向かない分野もあります。
具体的には、C言語やUnity(ゲーム作り)などの言語はアルバイトには向いてないです。
アルバイトに向かない言語はほかにもありますが、これらの言語の共通点として
・アルバイトの採用をほとんどしていない
・在宅可能なアルバイトがほとんどない
などの特徴があります。
プログラミングを勉強したいと思っている人の中には
「在宅でアルバイトできるとかプログラミング最高じゃん!」
「勉強しながら、お金ももらえるのいいな」
と思ってプログラミングを勉強し始める人も多いですが、どの言語を学習するかはこれらの条件を満たす言語かの確認は必要です。
深く学ぼうと思うと0円では済まなくなる
基本的な情報はインターネットで検索すれば出てきますが、実際に勉強をしていくと、書籍や映像授業で勉強する人が多いです。
理由は、
ネットよりも情報が整理されている
これさえ勉強すれば大丈夫といった安心感が欲しかった
時間の節約がしたい
より深い情報を手に入れようとしても、無料では限界がある
などです。
書籍は1冊1,500円~3,000円程度、映像授業に関しては僕はUdemyを使っていましたが、1講座1,200円なので、決して高くはないですが、0円で済ませるのは現実的じゃないと思います。
挫折率が高い
独学だと9割の人が挫折します。
理由は「」の投稿で詳しく解説してますが、モチベーションでの挫折とバグが質問できる環境が無くて挫折する人が多いです。
僕が始めたときも、「一緒に頑張ろうぜ!」と意気込んだtwitter仲間が1か月後には70%消えてました。
軽くホラーですね(笑)。
この9割の挫折者は「俺はプログラミングで変わってやる!!」と元々はやる気のあった人たちなので、プログラミングの難しさがよくわかりますね。
とはいえ
本記事では、大学生にプログラミングをオススメする理由とデメリットについて解説してきました。
後半では主に悪い面について触れたので「プログラミングってめんどくさそう」って思った人もいるかもしれません。
でも、この記事にたどり着いたということは「少しでもプログラミングに興味がある」と思っている方々が大半だと思うので、せっかくなので勉強してみてはいかがでしょうか。
実際、「オススメする理由」でもいったように選択肢が広がったり、視野が広がる経験はなかなか積めないし、新しいことを始めるにしても、プログラミングほど自分を成長させられるコンテンツもないと思います。
というわけで、だまされたと思ってプログラミングを勉強してみてはいかがでしょうか。
具体的には何をすればいいのか
じゃあ、どうすればいいの?って話ですが、具体的に何をすればいいかは次の記事で解説しています。
まずは何を勉強したいか(どの言語を勉強したいか)で決めるのが無難です。
webサイトを作りたい(アルバイトで稼ぎたい)ならweb制作がオススメですし、
人工知能やAI関連の勉強がしたいならPythonがオススメです。
ゲームが作りたいならUnityやJavascriptを勉強するといいと思います。
と、こんな感じで「自分が何をやりたいか」で勉強する言語を変えるといいと思います。
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