右肩上がり

[1冊目に要注意!]オススメのWordPress参考書4選[web制作者向け]

WordPress制作の案件をとりたいんだけど、参考書は何を使って勉強するのがいいの?

本記事ではこのような悩みを解決していきます。

 

・WordPress案件の立ち位置
・初心者にオススメしたい1冊目の参考書(この1冊を飛ばすと一気に難易度が上がる)
・案件獲得に必要な参考書
・とはいえオススメは動画教材って話(スクールは要らない)
この記事の筆者は現在大学3年生で、プログラミング歴は1年ほど。
もともとは「アルバイトの代わりにしたい」気持ちから勉強をスタートし、web制作にて7か月目に4万円の案件を獲得。

 

本記事では「web制作初心者がWordPress案件をとるのに必要な教材」について解説していきます。

 

僕自身、WordPress案件をとるまでに多くの参考書に手を出してきたこと、勉強の順番を間違えたために効率悪く勉強してしまいました。

本記事ではそんな、僕自身の失敗談を踏まえたうえで「効率よく・失敗しにくいWordPressの勉強法・参考書」について解説していきます。

 

これからWordPressの勉強を始めようと思っている人・WordPressの勉強でつまずいてしまっている人のヒントになると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

WordPress案件の立ち位置(わかってる人は飛ばしてOK)

まずはWordPress案件とはいったい何をするのかを確認していきます。

 

WordPress案件の流れは以下の通り。

①サイトの目的を決める
②必要なコンテンツの洗い出し(サイトマップの作製など)
③見せ方を考える(ワイヤーフレーム作成)
④デザインの制作
⑤コーディング(HTML&CSSなど)
⑥WordPress実装
⑦動作検証
⑧公開
の流れです。

 

コーディングまでの工程は「HTML&CSS」をある程度理解すればサクサク進めると思います。

WordPressはPHPで動くプログラムなので、HTML&CSSをPHP化するのが目的になります。

 

現在クラウドソーシング系のサイトで、案件になっているもののほとんどは「オリジナルテーマの作成」なので、最低でもHTML&CSSでのウェブサイトの作成は必須になっています。

 

これ以降では、WordPressの勉強をするときにオススメの教材を紹介していきます。

初心者にオススメしたい1冊目の参考書(この1冊を飛ばすと一気に難易度が上がる)

一冊目にオススメの参考書は「いちばんやさしいWordPressの教本」です。

この本は実際にwordpressの「既存テーマ」を使って、サイトでできることを学ぶのに最適な教材です。

WordPressの構築から、プラグイン、「WordPressの機能」について学べます。
この本の特徴は「コードを書かない」ことにあります。

これによって、WordPress全体の構造を簡単に、かつ正確にイメージできるので、Web制作者にもオススメの教材です。

 

この教材を飛ばして、早速WordPressのコードを書く教材を選ぶと、

「このコードは何のために書いてるのかな?」という疑問を持ってしまうので、web制作者だからこそ手元に置いておきたい教材になります。

 

とはいえ、この教材だけではWordPress案件を受注できないので、以降は「案件獲得レベル」の教材を解説していきます。

案件獲得に必要な参考書

ここからは案件獲得に必要なレベルまで引き上げてくれる教材を紹介していきます。

 

仕事の現場でサッと使えるデザイン教科書(オススメ度★★★★★)

 

この教材を終えたころには

・基本的なWordPressのコードが書けるようになる(案件レベル)
・知っておくと便利な機能やプラグインが分かる
・タクソノミーなどの高度の機能が扱える
ようになります。

 

「仕事の現場でサッと使えるデザイン」の凄いところは、

  • 一冊で案件まで持っていける網羅性
  • 初心者を置いていかない優しい解説と見やすさ
  • タクソノミーの解説

あたりですね。

 

WordPressの教材はたくさんありますが、今から初心者にオススメするとしたら、網羅性・挫折しづらさからこの本をオススメします。

 

この本を勉強する前に、

・CSS設計
・Bootstrap(JQuery)
の学習を進めておくと、よりスムーズに学習を進められると思います。
(本書ではBEMとBootstrapでコードが書かれているため)
まあ、知らなくてもさほど困りませんが(笑)。

WordPressユーザーのためのPHP入門(オススメ度★★★★☆)

 

この本はWordPressを勉強するときに「辞書」として使うのがオススメです。

 

WordPressは機能の裏側で複雑な処理が施されていること・特有のルールがあるため、勉強していくと
「この操作は何のためにあるんだ?」
「コードの意味が分からない…」
といった疑問が出やすいです。

 

これらの疑問は一つ一つはググれば、答えはわかりますが、情報が多すぎることや検索に時間がかかりすぎることもあって、非常に非効率です。

 

「WordPressユーザーのためのPHP入門」では、WordPressに関するPHPの知識や応用について、詳しく解説されているので、初心者から上級者までずっと使える教材になります。

 

具体的には、

・WordPress+PHPの基礎知識
・PHPの基本(コードのルールから構文まで)
・WordPress特有のルール
・WordPressで使われるコード

について解説されています。

 

そのため、WordPress案件を目標にしている方全員にオススメできる書籍になります。

 

わざわざ、1から読む必要はないですが、企業で扱っているレベルのコードでも意味が理解できる程度には網羅性が高い一冊になります。

WordPress標準デザイン講座(オススメ度★★★☆☆)

 

この本は、WordPressの解説を20項目に分けて解説している書籍になります。

 

1項ごとに、「講義」と「実習」に分けられているので、本の通りに進んでいけば、ある程度WordPressの理解が深まります。

本の分かりやすさ・見やすさはオススメ書籍の中ではトップで、WordPress初心者でもほとんどつまずかないのがいいところです。
でも、この1冊で案件をとるレベルには達しないのがデメリットになります。

 

WordPress案件では身に着けておきたい「タクソノミー」の説明を割愛したり、紹介されているコードの少なさなども少し気になりました。

 

この本の対象者は

・仕事の現場でサッと使えるデザイン教科書で挫折した人
・徐々にWordPressの理解度を上げていきたい人

になります。

ビジネスサイトを使って学ぶWordPressの教科書(オススメ度★★★☆☆)

この教材を扱えるようになると自信をもって案件を提案できるレベルになります。

 

この本は文字通り、「ビジネスサイトを作りながら、WordPressの理解を深める」のが目的の書籍です。
WordPressの案件を提案してくるのは、基本的に企業の方からの依頼が多いので、この書籍は「案件の前哨戦」の立ち位置になります

案件を依頼する側からのニーズや導入すべき機能まで解説しているので、網羅性・専門性は「サッと使えるデザイン教科書」よりも上です。

 

ただし、

・中級者向けの書籍であり、説明が優しくない(挫折者多数)
・誤字・コードのミスが多く、疑心暗鬼になりやすい
・絶対に必要なわけでもない
という点で、オススメ度を下げています。

 

ただ、先ほども言ったように案件を提案するのが企業であることがほとんどなので、勉強して損のない教材だと思います。

 

なので、読むのをオススメできる人は

・サッと使えるデザイン教科書レベルの教材を終えた人
・案件前に自信を付けたい人
あたりです。

とはいえオススメは動画教材って話(スクールは要らない)

ここまでは「参考書を用いたWordPressの勉強法」について解説してきました。

 

僕は実際、これらの参考書を勉強したうえでWordPress案件を獲得しましたが、正直、WordPressの勉強は動画教材が一番効率がいいと思います。

理由は、コードでの記述がどこに反映しているか解説してくれる点・わからない単語の解説や質問に答えてくれる点で、参考書よりも調べる時間が短いからです。

 

僕自身は、WordPressを参考書で勉強した後、興味本位でUdemyでWordPressの学習をしました。

 

「今までの時間、無駄だったわ(笑)」

こう感じたのが正直なところでした。

 

こう思ったのは、僕がWordPressの勉強にかけたお金が1万円を超えたこと・参考書の疑問を解決するのに時間をかけてググりまくったことが原因でした。

 

Udemyでは、セールで1200円の教材を買ったのですが、まあ分かりやすいし安い(笑)。

動画でわからない部分は質問できるし、視覚的に学習できるので理解しやすい___。

 

WordPressでは、コードがどこに対応しているかが見えずらくなる瞬間が必ずあるので、これから学習する方は動画教材だとつまずきにくいと思います。

 

オススメはWordPress開発マスター講座 です。

この教材を作っている方は「たにぐちまこと」さんです。

 

この方はweb制作界隈では有名な方で、ほかにも[HTML/CSS/JavaScript] フロントエンドエンジニアになりたい人の Webプログラミング入門 などの教材を出しています。

その分かりやすさと網羅性からも多くの方から支持を受けています。
このWordPress開発マスター講座の受講生は1.8万人以上が受講し、レビューも4.6と非常に高品質な内容になっています。

 

・授業の疑問点を質問できる
・初心者からでもオリジナルテーマ制作ができるレベルまで網羅している
・ひとつひとつの動画は5~10分と復習しやすい
・動画が合わなければ30日以内であれば解約できる
ことからWordPressを勉強しようとしている人にはオススメの教材になっています。

 

この教材をしっかり理解できれば、「サッと使えるデザイン教科書」レベルの理解まで一気に進むので、手を動かしながら学習したい人にはオススメの口座になります。

 

今回紹介した、たにぐちまことさんは、Twitterでも情報発信をしているので、気になる方はたにぐちまだ(@seltzer)をご覧ください。

最後に

今回はオススメの教材として書籍と動画を紹介しました。

 

勉強方法に具体的な正解はありませんが、非効率な勉強方法に関しては以下の記事で解説しています。

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今回紹介した教材も含め、世に出ている教材はレベルが高いです。

ただ、その教材を使いこなせるかどうかはまた別の問題になっています。

 

勉強時間を確保できない、というのは論外だとしても、ただ教材を眺めるだけだったり、不必要に教材を買い足したりするのは「宝の持ち腐れ」になるので、「この教材!」と決めたら、とりあえず手を動かしながら学習する習慣作りから始めてみてはいかがでしょうか。

ではまた!

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