60を示す数字

[偏差値60越えを実現]長文読解を武器に変える最強参考書[受験英語]

英単語と英文法はある程度できるようになったけど、英語の長文を読むのが苦手。分かりやすくて、長文が読めるようになる教材を教えてほしい。

本記事ではこのような悩みを解決していきます。

 

・英語長文の勉強前にやっておくべきこと
・オススメの参考書の紹介と使い方
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。50冊を超える参考書を使用した経験(笑)やネットに転がっているレビューとのギャップなどから、本当に必要な参考書について解説しています。

 

本記事では、「英文読解が苦手な人向け」にオススメの教材を紹介していきます。

 

長文読解は受験英語の中でも配点が高いこと・苦手意識を持っている人が多いことから差が出やすく、合否に直結しやすい分野です。

特に大学受験で使用される英文は中学校レベルの英文よりも複雑で分かりにくいので、勉強に苦労する人が多い印象です。

 

そんな英語長文に関する問題を解決する参考書を抜粋しました。

参考書はもちろん、オススメの使い方についても解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

英語長文の勉強前にやっておくべきこと

使い方

長文を勉強する前には

・英単語
・英文法
の学習をある程度済ませておいてください。

 

理由は、英文が英単語・英文法の積み重ねでできているから

逆な言い方をすると、英語長文の教材は「英単語・英文法が理解できる」前提で書かれているので、これが分からないと、長文の読解の勉強以前につまらないところでつまずきます

 

必要な英単語・英文法のレベル

英単語は、学校で指定された英単語帳を暗記できていると学習がスムーズに進みます。

 

具体的には、

・英単語ターゲット1900
・速読英単語 必修編
・ユメタン大学合格必須レベル
・システム英単語
・DUO 3.0
・キクタンBASIC
・英単語センター1800
・ランク順 入試英単語2300

レベルが暗記できてると学習の妨げにはならないと思います。
(上記のリストに載ってなくても、学校指定の単語帳レベルができていればOK)

 

英文法に関しては、ぶっちゃけ対策しなくても何とかなります(笑)。

 

本当は、

上記2冊レベルの英文法ができるのが理想ですが、

・英文法を網羅するには時間がかかる
・長文読解のたびに覚えたほうが早い
・効率が悪い
ので、気にする必要はないかと。

 

大学受験までの期間は有限なので、効率的に勉強していきましょう!

 

オススメの参考書の紹介

感想

オススメの教材は「英文読解入門」一択です。

 

 

この本の到達レベル

この本を数回繰り返すと

・共通テスト(センター試験レベル)に十分対応できる
・地方国公立大学レベルに対応できる
・英文読解に必要な土台ができる

レベルの読解力が身に付きます。

 

僕自身がこの教材で勉強し始めたのは高校2年生のはじめ頃でしたが、それまでの学力は偏差値50程度・センター試験で5割ぐらいのレベルでした。

でも、「英文読解入門」の繰り返しの学習と「英文読解入門」をベースとした演習の積み重ねで、2年終了時には河合模試で偏差値65、センター同日模試で8割まで点数を伸ばすことができました。

 

そのくらいお世話になった本です。

 

個人差はありますが、

・共通テスト8割以上(マーク分野)
・河合模試60以上
をとれるポテンシャルが付く教材だと思います。

 

以降では、どの辺がオススメなのかについて解説していきます。

この本のオススメできる点

読解力が付く英語の教材はたくさんあるので、ここでは「英文読解入門」に特徴的なポイントを解説します。

 

ざっと

・基本的に見開き2ページで1回分→使いやすい
・本のページ数が少ない→周回しやすい・モチベーションを保ちやすい
・3行から6行くらいの英文なので、初心者に優しい

あたりですね。

 

要は、挫折しにくいってことですね。

特に、「英文読解が苦手」な人を対象にしてる割には、説明がやさしくなかったり、文字をぎゅうぎゅうに詰めて見づらい教材が多い教材が多いので、学習内容以外での問題がおきにくい「英文読解入門」はオススメです。

この教材の悪評について

ただ、レビューの酷評では、

「説明が少ない・難しい」
「ついていくのが難しい」

といった意見がありました。

 

僕も、本書で学習した時には「この部分の説明がもっとあれば…」とか「文法の解説も欲しい…」と感じる場面も…

「入門書としてはちょっと難しいかも」

これが初めて勉強したときの感想でした。

 

ただ、2020年に状況が変わりました。

西きょうじ先生のYoutube進出です。

著者のYoutube解説(2020年からスタート)

西きょうじ先生は「英文読解入門」の著者ですが、以前まで、代ゼミや東進で英語を教えていたカリスマ講師です。東進では、長文読解につまずいた生徒がこぞって西きょうじ先生の基礎講座をとるほど、説明能力に長けた先生です。(受講料は7万)

 

そんな西きょうじ先生が今や、無料で「英文読解入門」の解説をしています。

 

動画は各章の解説をしていますが、書籍の解説よりも詳しく、わかりやすく解説されています
また、コメント欄ではわかりにくい説明の解説が載っていたり、西きょうじ先生に質問ができるので、

「説明が少ない・難しい」
「ついていくのが難しい」

といった問題を解決できます。

 

ペースメーカーとして動画を使えるのも魅力ですね。

本書のオススメの使い方

どれを選べばいいか困っている図

本書では、

①自分で問題を解く
②Youtube解説を見る
③復習する
④もう一度解いてみる(わからなければ、動画や解説を読む)
の繰り返しがオススメです。

 

たまに「解説見ながら問題を解けばいいのでは?」って話を聞きますが、

・自分の理解度のチェックができないこと
・実際に問題を解く訓練にならないこと
・読解量が付きにくい
などの理由からオススメできません。

 

この方法で3~4回、人によってはもっとですが、繰り返せば本書での解き方が身に付きます。

 

「英文読解入門」の考え方は受験期まで使えるので、この1冊で基礎力が付くと思うとかなりコスパがいい一冊だと思います。

本書での学習を生かすには

どんどん問題演習をしていきましょう!!

 

勉強する教材のオススメは「やっておきたい英語長文300」です。

 

この教材は

・300字程度の長文が掲載されているので、知識の定着を確かめるのに有用
・問題のレベルが共通テスト・地方国公立大レベルで実践的
・問題の質がよく、題材がいい
・解説がシンプルで、英文読解入門との相性がいい

なのでオススメです。

 

本記事では「英文読解入門」の反復学習を推奨しましたが、繰り返し学習すると「わかった気になる」ことが大半です。

なので、問題演習を通じて「いままでってどうやって英文を読んでいたんだろう?」という気付きを得るのが、学力を上げる効率的な勉強法になります。

困ったらその都度、英文読解入門に戻る。
この繰り返しが、知識を定着させるのにつながります。

 

僕は「やっておきたい英語長文300」をオススメしますが、演習を積むのがメインなので、学校側が用意した参考書でも、自前で用意した参考書でも同様の効果が得られると思います。

 

最後に

まとめ

本記事では

・英文読解の教材の勉強前に学習しておくべきこと
・オススメ教材の紹介
・オススメの学習方法

について解説しました。

 

本記事では「英文読解入門」をオススメしていますが、一番重要なことは1冊に絞ることです。

特に参考書では、著者によって説明の仕方ややり方が違うので、考え方がごちゃごちゃになる可能性があります。なので、「この参考書なら信頼できる!」という教材を決めて、学習に取り組むのがいいと思います。

 

本記事は以上になりますが、このサイトでは受験生に役に立つ情報を発信していますので、興味のある方は別の記事もぜひご覧ください!

皆さんの健闘を祈ります。

ではまた!!

 

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