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医大生が解説!先取り学習を効率化する学習サービス3選[大学受験]

大学受験に向けて授業の先取りをしたい!自分で教科書をみて勉強するのは効率が悪いからオススメのサービスとか参考書を教えてほしい

本記事ではこのような悩みを解決していきます。

 

・先取り学習の本質について
・先取り学習をサポートするオススメ教材
・先取り学習の注意点
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。50冊を超える参考書を使用した経験(笑)やネットに転がっているレビューとのギャップなどから、本当に必要な教材について解説しています。

 

本記事では「先取り学習」をサポートする学習教材について解説していきます。

 

先取り学習は特に「地方の高校生」が難関大学に合格するためには有効な手段になりますが、0から1の作業になるためどうしても敷居が高いです。

 

僕自身も高校2年生のときに先取り学習を教科書ベースで進めて、なかなかうまくいかずに苦労しました。

 

「このままじゃまずい…」

そんな状況から、学習サービスを利用した結果「思考力の鍛錬」に時間を割けるようになりました

 

本記事では、現在「先取り学習がうまくいってない・非効率さを感じている」学生に向けて僕が実際に使った・聞いた情報から、オススメの学習教材について解説していきます。

 

ぜひ最後までご覧ください。

(前提)先取り学習の本質とは?

先取り学習の本質は基礎学習を早めに終わらせて、アウトプットに時間を割くことです。

 

本記事ではこの定義に基づいて解説していきます。

どうして先取り学習が必要か?

先取り学習をする理由は、難関大学を受験する学生に首都圏の進学校が参戦することが多いから。

 

例えば、地方の高校が2年終盤に終わらせる数学2bの基礎学習を進学校では、高校1年生には既に終了している、といったことがあります。

もともと基礎力がある進学校の生徒に、更にアウトプットの量で負けていると、受験で勝てる可能性はさらに下がりますよね?

 

これに対抗するために「先取り学習」が必要になります。

 

逆な言い方をすると、難関大学を受験するわけでないなら先取り学習が必要ないですし、授業で学習した範囲を理解していけば十分、ということになります。

また、「先取り学習をしなくても東大に受かっている人もいるのでは?」という話をする人がいますが、ひとりひとりのレベルや学習の精度が違うことから、本記事では確率的に難関大学に受かりやすくなる方法として先取り学習をオススメしています。

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道

 

以降ではオススメの先取り学習を効率化する教材(サービス)を3つ紹介していきます。

先取りのオススメの学習教材3選

メリット

先取り学習でオススメなのは以下の3つです。

・東進
・スタディサプリ(スタサプ)
・Youtube
ひとつずつ解説していきます。

東進

言わずと知れた大学受験業界のイエスです。

 

林先生をはじめとして、大学受験業界のカリスマ講師がプロの視点から「初学者に向けた授業」を配信してくれます。

僕自身も複数の授業を受けましたが、本質から基礎を理解できるので応用が利く素晴らしい授業でした。

 

東進の良さをまとめると

・授業の質が最強にいい
・自習室やメンターが付く
・同じ東進生と切磋琢磨できる環境がある
点で、さすがといったところです。

 

デメリットは…めっちゃ高い!!

例えば、数学1A,2B,3を映像授業で受けようと思うと21万円以上かかります。

1つの講座が7万円以上かかるのは一般家庭には厳しいかもしれませんね。

 

東進のコスパのいい使い方は後日解説します。

スタディサプリ

コスパなら映像授業の中で最強です。

 

スタディサプリ高校・大学受験講座

 

このサービスは僕が一番お世話になったサービスですが、スタサプのメリットは

・一か月1980円で授業が受け放題
・なにより安い
・どこでも授業が受けられる

あたりです。

 

僕は「数学3までの範囲を2年生までに終わらせたい」という思いからスタディサプリの講座をとったのがきっかけですが、お金を追加で払わずに物理や化学の復習もできました。

東進の場合、「物理の演習講座を追加でとりたいけど、8万かあ・・・」と思いとどまるところを即決できる点も一般家庭にはうれしいポイントです。

 

不安からか、よく「安すぎるし、東進よりもレベルが低いんじゃないの?」という話を聞きますが、講師がもと東進や大手予備校の講師を務めていた経験がある人が大半であること、特に基礎は誰が教えてもあまり変わらないので問題なしです。

僕もいままでに4講座ほど利用したのですが、教科書に沿った分かりやすい解説で独学でアウトプットするときに助けになった記憶があります。

 

とはいえ、

・自習室が無いこと
・東進のように模試が無料で受けられない

といったデメリットもあるので自分の状況に応じて、どのサービスを使うかの検討が必要です。

Youtube

いまアツいサービスです。

 

特に2019年あたりから「教育系Youtuber」が台頭するようになったことで、Youtubeでアップロードされる動画のクオリティが一気に上がりました。(うらやましい)

提供される内容は初学者向けからガチの受験問題の解説まで様々なコンテンツが提供されています。

 

そんなYoutubeでの学習のメリットは

・無料で受けられる
・学生目線で授業をしてくれるYoutuberが多い?気がする
・コメント欄で有益な情報を得られる可能性がある
・気軽に見れる(携帯があればいつでもどこでも)

あたりです。

 

オススメの教育系Youtuber(コンテンツ)は

あたりです。

 

この方々は「有料級の授業」をタダで、わかりやすく教えてくれるだけでなく、「有識者の視点から初学者に分かりやすく伝える」のもうまいので一度のぞいてみてください!

僕が受験生のときはこれらのコンテンツが出てくる前だったので、実際には使えませんでしたが、現在アップロードされている教材をうまく使えば合格に結びつくコンテンツは多いように感じます。

 

ちなみに「この動画を見たかった…」と思う動画ランキング一位は

この動画でした。

Youtubeをうまく使って合格をたぐり寄せましょう!

※本記事では4例をあげましたが、ほかにもわかりやすいYoutuberは多いので、興味のある方は自分でぜひ調べてみてください。

 

と、ここまではYoutubeでの先取り学習のメリットをあげましたが、もちろんデメリットもあります。

 

デメリットは主に

・先取り学習に必要なコンテンツが足りない
・動画のアップの頻度が投稿者に依存している
・勉強の最中に勉強以外の誘惑が多い
・動画の質がピンキリ

このあたりが問題点です。

 

無料である以上、これらの問題は目をつぶらなければいけませんが、コンテンツが依然として少ないのが問題です。(Youtubeを宣伝に、有料コンテンツの購入を促すパターンが多い?)

こういった問題から、僕自身はYoutubeは隙間時間の有効活用・確認の理解程度に使うのがいいのかな、と思っています。

先取りの注意点

復習がおろそかになる人が多いです。

 

冒頭では、先取り学習の本質は「アウトプットの時間を確保する」ことだと言いましたが、先取り学習を勘違いして「先取りをしてる俺、強くね?」と思い込んでしまう人が多いように感じます。

 

ただ、現状としては

・学校で習っていない分野なので復習の必要性を感じにくい
・手元に復習できる教材がない
・まわりが習っていないので、先取り自体に満足してしまう

ことがあるので、難しい問題ですね。

 

ではどうやってアウトプットを増やしていけばいいのでしょうか?

アウトプットを増やす方法

オススメは「一つ上の学年の模試を受験する」ことです。

 

高2なら高校3年の模試を、1年生なら2年生の模試を、ってことですね。

模試を受けるメリットは

・自分に足りていない分野が浮き彫りになる
・モチベーションが保ちやすい
・近場の目標になる

あたりから、模試はオススメです。

 

「なんで模試なの?」って思った人もいると思いますが、特に高校2年生は受験に対して危機感が足りていないことから、高校3年生や浪人生が受ける模試を通じて、得るものが多いからです。

問題を見える可して参考書などの教材に向き合うと、集中力や気持ちから変わってくるので模試はいい訓練になります。

 

どうやって模試を受けるの?

とはいえ、模試を受けるには手続きが必要です。

具体的には

・「○○模試 受験」で検索して手続きをする
・東進で受験する(東進生は無料)
・学校の先生に申し出る

の3つの手段があります。

 

東進生であれば、チューターに言えば受験できるので若干言いやすいです(笑)。

とはいえ、学校の先生に相談するのが間違いないかな、と思います。

最後に

ほとんど不可能

先取り学習はあくまでも手段で、目的じゃない

先取り学習をするときにはこれが前提だということだけ、覚えていってください!

 

あなたの目標は何ですか?

 

大抵の人は「自分の志望校に合格する」のが目標で、合格を近づけるために手段として先取り学習が選択肢といてあるわけです。

 

と、説教じみた感じになりましたが、僕はまさに「先取りしてる俺、すげー」って本気で思い込んでいましたし、先取りすることしか考えていませんでした。
このせいで、実際に成績が伸びるのが遅れましたし、苦労しました(笑)。
結果として第一志望校に合格できましたが、それも「気づいたタイミングがギリ間に合った」だけの話でした。

 

というわけで、同じ勘違いをせず、志望校合格のために勉強する意識をしっかり持って先取り学習に取り組んでほしいと思います。

ではまた!

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