本記事ではこのような悩みを解決していきます。
・ごろ後のメリット
・ゴロゴのデメリット
・ほかの参考書の紹介
本記事では「共通テストはゴロゴで通用するのか?」について解説していきます。
ゴロゴはその独特な性質から「人を選ぶ参考書」としても知られています。
文字通り、ゴロで古文単語を覚えていくのですが、読者想定が「古文アレルギーを発症する人向け」になっていますが、古文嫌いの受験生は多いと思います。
僕自身もゴロゴの愛読者で、共通テストを意識した段階から古文単語帳として本書を使用してきました。
この記事では、僕のゴロゴの使用経験と評判などから、ゴロゴのメリット・デメリットなどについて解説していきます。
この記事を読めば、
②自分がゴロゴを使うべきかの参考になる
ので、ぜひ最後までご覧ください。
ゴロゴのレベル感について
ゴロゴで共通テストは十分に対策できます。
ゴロゴはその網羅性の高さから、600近い単語をカバーできる網羅性の高さをほこっています。
基本的な単語から、たまに共通テストに出される単語まで、驚異の分析力で単語を厳選しているので、レベル的には十分です。
僕の使用感でいえば、学校で配布されがちな「重要古文単語315」と少なくとも同様の効果はあると思います。
ゴロゴのメリット
ゴロゴのメリットは99%がその「手軽さ」だと思います。
ほかの参考書もそうですが、「共通テストに対策できるのは当たり前」です。
だって、古文の参考書なんだもの(笑)。
なので、
②わかりやすい
といった、古文単語帳に共通の特徴は省いていきます。
ゴロゴ最大のメリット:手軽さ
ゴロゴを使用するメリットの99%は「手軽さ」ですね。
なんで、手軽さが大事なのか?
それは、みんな古文を率先して勉強したくないから。
これ、結構真理だと思うんですよね。
「古文自体、そもそも共通テストでしか使わない。」
「古文に興味がない」
「単語を覚えるのすらだるい…」
こういった人が大半だと思いますが、こういった人にまともな単語帳を渡したら…
ぶっちゃけやらなくないですか?
ご存じのとおりですが、特に単語は「何回周回したか」で、暗記できるかが決まります。
なので、「この単語帳面白いな(笑)」とか「この単語帳なら周回できる」といったバカさが必要だと思います。
バカさでゴロゴの右に出るものはいません。
古典アレルギー持ちにはオススメの一冊です。
ゴロゴが緊張を和らげた話(共通テスト)
僕自身もゴロゴを使用していた、という話をしたのですが、僕自身共通テストでゴロゴに救われています。
僕を救ったのは、「この単語の意味わかんねぇ…」と困ってるときに、あのくだらないゴロゴの語呂を思い出した時でした。
「この単語って「あえかなり」の隣にあった単語だよな…」
こう思ったときに、あえかなりの意味を思い出したのですが、その語呂は「あー、Aカップ華奢だ」という語呂だったのですが、これを機に共通テストの緊張がほぐれたのが分かりました。
実家のような安心感と、緊張下でも決して忘れないフレーズ。
こんなバカで美しい教材は今までの人生でゴロゴだけでした(笑)。
「この単語、何回も参考書を読んだのに…」
こういった経験を持つ人こそ、バカげたインパクトのあるゴロゴはおすすめですね。
ゴロゴのデメリット
と、ここまでは「ゴロゴは神!」という話をしましたが、もちろんデメリットもあります。
これまでのメリットだけを聞くと、「ゴロゴでええやん」となるのですが、普及しきれないのにはちゃんとした理由があります。
具体的には、
②学校と相性が悪い
③ゴロで網羅できているのは1単語につき1訳が多い
の3つです。
1つずつ見ていきましょう。
古文常識は網羅できてない
ゴロゴで僕が勉強した一番の欠点です。
ゴロゴで補えるのは、
②少しの古典文法(給ふの使い方など)
ですが、古典文法が網羅されている教材が多い中、ゴロゴは古文常識がほぼ載ってません。
古典で点数を取るためには、
②古典文法
③演習量
④古文常識
の4つが必要です。
上記3つは感覚的にわかると思いますが、古文では「古文常識」がめっちゃ大事になります。
先の展開が予想できたり、誤読を防いだり___。
そんな重要な要素をほかの教材で埋めなければいけないだるさが残ります。
学校と相性が悪い
ゴロゴを使っている方で経験している人は多いと思いますが、ゴロゴは学校と相性が悪いです。
その最たる例が「単語テスト」です。
よく学校教育で使われることの多い「重要古文単語315」ですが、解釈は同じでも、訳がゴロゴと違うことが多いです。
なので、単語テストのたびにわざわざゴロゴとは別に「重要古文単語315」を覚えなきゃいけないのは面倒でした。
※掛け合いましたが、駄目の一点張りでした(笑)。
まあ、確かに教員がゴロゴを進めたらどうかな?とは思いますが、要は変なところでつまずく可能性があることは認識しといたほうがいいかもしれませんね。
(模試、共通テストでは問題なし)
ゴロで網羅できているのは1単語につき1訳が多い
ゴロゴは単語の中でも重要な訳に関するゴロしか作ってないことが多いです。
例えば、3つの意味がある単語でも、頻出の訳だけ解説していることもザラです。
ゴロゴは共通テストや二次試験を分析してつくられているので、問題はないと思いますが、可能性として「この単語の訳だと意味が合わない…」と感じる場面もあるかもしれません。
個人的にゴロゴ1冊で困った記憶はないですし、一個の重要な訳が分かると、なんとなくほかの意味の類推もできることが多いので、セーフな気もしますが(笑)。
ゴロゴの弱点をつぶす参考書
先ほど古文で点数を取るには、
①単語力
②古典文法
③演習量
④古文常識
の4つが必要だと解説しましたが、古文常識に関してはオススメの教材があります。
マドンナ古文常識
この教材は文字通り、古文の常識が分かります。
この本一冊あれば、少なくとも共通テストにでてくる内容の背景は網羅できると思います。
また、単語帳と違って、かなり読みやすくなってるので、勉強時間の隙間にパラパラめくる感じで勉強するといいと思います。
…高校1・2年から触れておくのが一番オススメですが(笑)。
[朗報]ゴロゴが神アップデートされました!!
最近、ゴロゴが新しくなりましたが、かなりの改良です!!
改良点はいくらかありますが、神アップデートは
②スマホアプリとして勉強ができるようになった
の2つですね。
いや、マドンナ古文常識、いらんのか~~~い(笑)
そんな神アップデートでしたね。
これによって、更に手軽に、網羅できる神本に上り詰めました(笑)。
最後に
ゴロゴはいい本です。
古文アレルギー持ちは、ぜひ買うことをオススメします。
最後に。
…ゴロゴの表紙が変わったのだけは悲しい。
(↓旧ゴロゴ)
(↓新ゴロゴ)
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