考え

[医学部]推薦組は入学後に落ちこぼれるのか[地方国公立編]

地方国公立大学の医学部の推薦入試を受けようか悩んでるけど、なんか印象が悪いって噂を聞いた。実際のところどうなのか知りたい。

本記事ではこのような疑問を解決していきます。

 

・地方国公立大学の推薦の難易度(目安)
・推薦組の入学後の成績
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。

本記事では「地方国公立大学の推薦組の概要」について解説していきます。

 

医学部にある入試方式の中でも「入試難易度が低くなりがち」といわれている医学部の推薦組の実態について医学部のテストや日常生活などを踏まえて解説していきます。

 

この記事を読むと、推薦組の実態が分かり、推薦組の見方が変わる人が多いと思いますので、ぜひ最後までご覧ください。

推薦組は大学入学後に落ちこぼれるのか?

対象者の選定の様子

結論から言うと、基本的に問題なしです。

 

この理由は大きく分けると

①推薦組はコツコツ積み上げられる人が多い
②腐っても共通テストで8割以上をとれる実力がある
③高校までの知識がほとんど必要ない

の3つが大きいと思います。

 

1つずつ解説していきます。

推薦組はコツコツ積み上げられる人が多いから

医学部の推薦組は、高校3年間の評定平均が4.8以上の人がほとんどです。

高校1年生の時から医学部進学を視野に入れ、毎回の定期テストや素行、模試である程度の成績を確保して推薦を勝ち取っている人が多いこともザラです。

 

医学部では、CBTや医師国家試験といった試験を合格する必要がありますが、こういったテストは4年間ないしは6年間の学習が物を言います。

 

「試験対策は2週間前から」
「大学ではなるべく遊びたい」

こういった気持ちの生徒が多い中、早期からの対策をしている生徒も相対的に推薦組は多いです。

こういったことからも、積み重ねが得意な推薦組が医学部内でよい成績をとることが多いです。

 

僕の大学では

入学時点:後期組>前期組>推薦組
卒業時:推薦組>前期組>後期組

といわれているくらいです(笑)。

腐っても共通テストで8割以上をとれる実力がある

国公立医学部では共通テストを課す大学がほとんどです。

大体の募集要項は「共通テストで8割以上」を掲げている場合が多いです。

 

「医学部で共通テスト8割は簡単(笑)」

という人もいると思いますが、大学入学後では大体

①数学の微積がある程度できる
②有機化学の基礎(結合・重合・反応など)が分かる
③英語はどうせ忘れるので、共通テストレベルが読めればテストは大丈夫

の2点さえ抑えておけば、教養科目でも特別不利になることは無いので、8割程度取れればおおよそOKだったりします(できるに越したことは無いが)。

 

なので、学力的には「推薦組が大学入学後に苦労する」というのは過言であると思われます。

 

※ただし英語は語弊があって、一流の医学を学ぼうと思うと英語圏の先生のもとで修業したり、英語の論文を読んだりする必要はあります。

 

 

ちなみに物理選択か生物選択のどっちが有利か?については別の記事で解説しています。

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どれを選べばいいか困っている図

高校までの知識がほとんど必要ない

教養科目では、数学3の知識や、物理(力学・電磁気・原子)などの知識は必要になりますが、専門の勉強が始まると、ほとんどが生物ベースの勉強になります。

 

つまり、大学独自の勉強が必要になります。

 

医学部に入学するには理系科目、特に数学の出来が合否に直結する現状がありますが、正直あんまり使わないです(笑)。

逆に生物を選択していなくても、高校の範囲を半年間で詰め込むことが多いので、「生物選択じゃなきゃいけない」ということは無いです。

 

なので「数3が苦手だから大丈夫かな?」といった心配には及びません!

 

では「推薦組が落ちこぼれる」は完全に間違いか?

ミス

とはいえ、推薦組と一般組が同等の能力を持っているか、に関しては例外があります。

 

大学に入学後に感じたのは、推薦組がピンキリだということです。

 

学力はもちろんのこと

①自頭の良さ
②勉強の効率が悪い人がいる
③特定の分野に極端に弱い人がいる

あたりです。

 

「○○のテストは前日でも大丈夫!」といわれている科目を1週間勉強しても受からない人や、教養科目が全くできない人もいます。

 

優秀な生徒が多い一方で、極端に勉強ができない生徒がいるのも事実ではあります。

対策としては、「共通テストで8割とればいいや!」という覚悟ではなく、それなりに全分野できるようにしておくのが大切だと思われます。

(結論)入学前と入学後では求められる能力が違う

新しい道を示す様子

まとめると

入学前:理系的思考(論理的思考力が大事)
入学後:文系的思考(暗記が9割)

って感じです(笑)。

 

「じゃあ、医学部では理論は要らないのか?」というと、そういうわけではないのですが、絶対的な暗記量が必要で、理屈を大切にしすぎると時間が足りなくなることもザラです。

皮肉なのが、理屈から理解しようとしている生徒よりも、ただ過去問を暗記した人のほうが点数が高くなりがちだということです。

 

医学部では、2週間で14科目のテストを受けたりすることもあるくらいなので、計画的に、かつ効率的な学習が必須になります。

そのため、高校生活以上に暗記に頼る場面が多くなるのは仕方のないことだと思います。

 

だからこそ、「絶対的な勉強時間が必要」というのは高校時代以上にでかい

こういった意味では、推薦組の継続力は力を発揮するのではないでしょうか。

 

 

留年しやすい人の特徴については以下の動画で解説しています。

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