右肩上がり

[高校1年生向け]地方公立高校から医学部入学のためにすべきこと

現在高校1年生ですが、医学部を目指してます。地方の高校に通っているのですが、何か高校1年生の時にやっておくべきことはありますか?

本記事ではこのような悩みを解決していきます。

 

・高校1年生の時にやっておくべきこと
・先取りの方法
・地方公立高校からの医学部合格は難しい話
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。

本記事では「医学部合格のために高校1年生の時にやっておくべきこと」について解説していきます。

 

この記事を読むと、今後の学習の指針の参考になると思うので、ぜひ最後までご覧ください。

高校1年生でやっておくべきこと(医学部受験)

具体的には

①定期テストで点数を取っておく
②英数に力を入れる
志望校を決めておく

この3つです。

これらの項目を高校1年生の時にクリアしておくと、大きなアドバンテージになります

 

1つずつ解説していきます。

定期テストで点数を取っておく

無難ですが、定期テストをとっておきましょう。(5.0を目指すつもりで)

 

まあ、要は「推薦入試を受ける権利を持っておくため」です。

ご存じの通り、医学部受験は首都圏の超進学校や浪人生も受験するので難易度はめちゃくちゃ高いです。

 

よくありがちなパターンとしては、高校3年時に、レベルの高さから医学部を諦めることが多い印象があります。

「高2の時は判定がよかったのに、急に下がった」
「思ったよりも医学部の敷居が高かった…」

こういった感じですね。

 

このような挫折を打開するのが「推薦入試」です。

特に地方在住の生徒では、住んでいる都道府県の推薦を募集している場合がほとんどです。

推薦では

・県内の高3生同士の競合
・浪人生・首都圏勢の干渉を受けにくい
・単純に入試難易度が下がる

ので、「医学部入学」を目標にするなら、ぜひ評定は取っておきたいですね。

 

たまに「俺は首都圏の大学に一般入試で合格するから定期テストは適当に(笑)」って人がいますが、いざというときの選択肢を持っているだけでも心の支えになるので評定は高いに越したことは無いです。

 

大抵の高校の場合、定期テスト対策は2~3週間びっちり勉強すれば十分な評定は取れると思います。

特に、国語なんかは面倒ですが、医学部受験の保険をかけるつもりで頑張りましょう!

 

…後悔してからでは遅いので。

英数に力を入れておく

高1は理科(物理・化学・生物)のテストが基本的に無いので、英数に力を入れましょう!

 

具体的には、

英語:難関大学レベルの単語、英語構文の理解を終える
数学:数学Ⅱ(できれば数学Bまでの)教科書レベルは終わらせる

 

くらいまで学習が進んでいると、高2以降はほかの学習に時間が割きやすくなると思います。

とは言っても、数学1A が共通テストで最低でも7割くらいとれるように学習を進めていく必要があると思います。

 

この辺の勉強をしつつ、模試でも65くらい(河合塾)の偏差値は取っておきたいですね。

(定期テストの対策をしっかりしておけばこのくらいは取れるはずです!)

 

英語の学習方法は以下の記事で解説しています。

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志望校を決めておく

上記の2点と毛色が少し違いますが、志望校を決めておくと、ライバルのレベルが分かるのでオススメです。

 

特に難関大学を目指すのであれば、地方ではトップクラスの成績を維持しつつ、首都圏を意識した学習が必要になります。

とはいえ、地方では危機感を持ちづらくなるのも事実です。(僕もそうでした(笑))

 

だからこそ、同じ大学を目指す人達のレベル感を知る意味でも、志望校を決定するとモチベーションになったり、学習の進捗状況を確認する意味で、志望校を決めるのは大切な要素になります。

 

どの大学にするかは

「首都圏のほうが楽しそう」
「○○の研究が強い大学がいい」
「かっこよさそう」

など、なんでもいいので志望校を決めることをオススメします。(オープンキャンパスに行くのはオススメ)

先取りの仕方(オススメ方法)

メリット

 

先取りの方法は以下の記事で解説しています。

以下の記事では、オススメの先取り方法3つを状況に合わせて紹介しています。

 

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先取り学習は必須なのか?

ぶっちゃけ、先取り学習をしなくても、一般で旧帝大の医学部に合格する人もいますが、全員に「先取り学習をしなくてもいいよ」とはいえないのが現状です。

 

基本的に本記事では「なるべくライバルと同じ条件にして、一般で合格を勝ち取る」ことをコンセプトに構成してます。

推薦を狙うにしても実力は一般レベルに仕上げたほうがのちのち楽なので、いずれにしても先取り学習は一般的にオススメです。

(もちろん、定期テストや模試は取れている前提)

地方公立高校は医学部受験では不利な話

ほとんど不可能

 

地方公立高校から医学部を目指すのが難しい理由は以下の記事で解説しています。

学習環境に焦点を当てて解説していますので、興味のある人はぜひご覧ください。

 

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ただ、受験は枠が決まっている相対評価であることを踏まえて「ライバルに負けない勉強を継続する」意味でも、

①定期テストで点数を取っておく
②英数に力を入れる
志望校を決めておく

これらの3つは高校1年時に仕上げておくことをオススメします。

 

とはいえ、部活があったり、なかなか成績が上がらなかったりと、100%うまくいく保証はないこと・自分と条件が違うところがあれば適宜修正していくなど、自分の頭でも考えながら学習に励んでほしいと思います。

医学部合格を目指して頑張ってください!

 

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