留年への第一歩!?医学部の再試が地獄な理由3選

医学部で再試にかかると大変だと聞いたのですが、どういったところが大変なのか知りたい。

本記事ではこのよう疑問に回答していきます。

 

・医学部の再試が地獄である理由3選
・医学部では再試の結果を教えてくれない件について
・再試にかからないのが一番という話
・医学部で留年しない方法について
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。

本記事では「医学部での再試が地獄な理由」について解説していきます。

 

医学部での試験が大変という話はよく聞くと思いますが、同じように医学部では留年生が多い、という話を聞いたことがある人も多いと思います。

医学部で留年するということは「再試で落ちている」ことが大半だと思います。

 

というわけで、本記事ではそんな医学部での再試が地獄な理由を元再試経験者の筆者が体験談や周りの状況などをもとに解説していきます。

 

医学部での再試事情を知りたい人・再試にかかってしまった人などにとって有益な情報を書いているので是非最後までご覧ください。

医学部の再試が地獄な理由3選

ほとんど不可能

医学部での再試が地獄と揶揄される理由は大きく分けて3つあります。

 

それは

・一科目でも落単すると留年する
・再試の時期によってはスケジュールがキツい
・科目によっては再試のほうが難しい

ことが挙げられます。

 

1つずつ解説していきます。

一科目でも落単すると留年する

医学部に限らず、医療系の学部ではすべてが必修科目で「1つでも落単したら留年」です。

 

一部の大学では、落単科目があっても仮進級という形で翌年に再度単位を取ればOKの大学もありますが、たいていの大学では、「1科目でも落としたら留年」の大学です。

そのため、どんなにGPAが高くても、1科目のために留年する学生もいます。

 

 

なので、留年に片足を突っ込んだ状態での勉強を強いられるのがキツいです(笑)。

再試の時期によってはスケジュールがキツい

再試験の時期は教授側にゆだねられます。

 

基本的に、前期試験のテストの再試は9~11月に行われることが大半なので、期末テストに響くことは滅多にないと思います。

ただダルいだけで(笑)。

 

ただ、

12月のテストの再試ともなると話が変わってきます。

 

というのも、2月に行われるテストに影響が出始めます。

実際にあった体験談として、12月末の再試を1月下旬に詰め込まれたことで、2月中旬のテストの勉強時間がさけず、その後に再試ラッシュになったことがあります。

また、別の学年の時には、12月末の再試と2月のテストの再試を2月下旬にまとめて詰め込まれたことがあります。

 

残念なことに、再試にかかるような学生には複数の再試を抱えている人も多いと思います。

 

再試を5個抱えた人や再試の勉強に追われてその後の本試験の勉強が疎かになっている人もいるのではないでしょうか。

こういった人は2日に1つ再試が詰め込まれたり、時期によっては同じ日に複数個の再試験が組み込まれる可能性があります。

 

これは、かなり地獄です。

科目によっては再試のほうが難しい

講座の先生によっては、本試験よりも再試験のほうを難しくする教授もいます。

 

例えば、本試験はマーク式なのに再試では記述のみ。

マーク試験でも、「1つ選べ」から「すべて選べ」に変えてきたり___。

 

学生側からすれば

「本試験に落ちてんのに、再試でさらに難しくなったら受かんないわ(笑)」って感じになりますよね。

 

教授側からしても

「再試にならないようにしっかり勉強してほしい」

という意図がある場合もありますが、それにしても___。

 

再試験では、絶対に合格点に達しないといけない、という不安や緊張があることも相まって再試験の問題の難易度が上がっていることに戸惑う学生は多いようです。

再試に合格したかを教えてくれない場合もある

疑問点の開示の様子

大学や講座によると思いますが、再試の結果を教えてくれない場合もあります。

 

再試験で合格・不合格の境目にいる学生からすれば、結果は知りたいと思います。

ただ、大学側としても「再試で落ちたことが分かった生徒が授業に来なくなる」ことを嫌がっているのが主な要因のようです。

ただ、結果が分かるのは進級判定の時なので、それはそれで精神的にキツイです。

 

また、再試で失敗した学生の中には「今更頑張っても、既に留年してるかも…」と思いながらのテスト勉強や日々の生活を送っていかなければいけないのも精神的にキツイようです。

[結論]本試で合格するのが1番です

成功

と、「医学部の再試は地獄」という話をしてきたのですが、結局本誌で合格するのが一番です。

 

本試験で数十人を落とす科目は別としても、たいていの科目は勉強すれば合格できるように作られているはずです。

 

 

ぶっちゃけ、再試をたくさん抱える学生は圧倒的に怠惰な傾向があります。

余裕を見つけては、Youtubeを開いたり、バイトを入れたり。

テスト直前期になってようやく勉強を始める___。
そんな学生が多いです。

 

医学部の勉強自体、暗記量がめっちゃ多いので「勉強しなきゃいけない量が多い」ことは事実ですが。

医学部で留年しない方法について

医学部での一番の心配は「留年」だと思うのですが、元再試王の著者が医学部で留年する人の特徴と留年を回避する方法をまとめました。

 

医学部で留年しそうな学生
医学部での本試・再試験事情を知りたい人はぜひご覧ください。

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挫折

 

ではまた。