受験勉強は何から始めたらいい?現役医大生が解説[大学受験]

受験勉強をそろそろ始めようと思ってるんだけど、何からすればいいかわからない。

本記事ではこのような悩みを解決していきます。

 

・受験勉強はなにから?
・基本的に「基礎」が大切な話
この記事の筆者は現在は国公立大学医学部に在籍している現役大学生で、合格までの道のりや勉強方法についての解説記事を出しています。

本記事では「受験勉強は何から始めればいいのか」について解説していきます。

 

高校受験に始まり、大学受験では「人生が懸かっている」という人もいるくらい、重要な試験の一つです。

だからこそ、受験勉強は戦略だったり、いつから始めるかが重要になってきます。

 

ただ、「受験勉強」と一口に言っても、何をいつからすればいいか、に疑問を持つ人もいると思いますので、体験談や一般的な方法を解説していきます。

 

これから受験勉強を始めようとしている人・受験を控えている人にぜひ読んでほしい記事になります。

受験勉強はなにから始めればいいのか

どれを選べばいいか困っている図

時期にもよると思いますが、まずは

・定期テスト対策
・学校で配られている参考書

の2つから始めるといいと思います。

 

定期テスト対策

定期テスト対策と聞くと

「定期テストの勉強って意味なくね?」
「定期テストの勉強ってほとんど暗記じゃん」

と思われる人が多いと思います。

 

実際、出題範囲が決まっていたり、国語の現代文はほとんど解答暗記なのは事実です。

 

ただ、

・理系科目は「基礎理解」が大事なこと
・理解度のチェックを客観的に知れる機会になること
・勉強時間を確保できること

からオススメです。

 

学校にもよりますが、定期テストの勉強で8割くらいとれるようになれば基本的な理解は十分ですし、難しい問題を解くときの足掛かりになります。

また、基本的に学校のカリキュラムに沿って授業内容を理解していけば、共通テスト・個別試験の範囲は十分終わるので、「とりあえず」学校の授業範囲はしっかり勉強することをオススメします。

 

入試勉強を本気で勉強し始めるときに土台ができていると学習もスムーズに進みますし。

 

学校で配られている参考書での学習

定期テスト以外の勉強は主に「学校で配られている参考書」での学習がオススメです。

 

理由は、

・先生たちの経験から「いい教材」が選ばれがち
・授業や校内模試と相性がいいから
・自分で教材を選ぶ必要がないから

の3つが主な理由です。

 

主に自分の苦手分野をつぶしていくのが、学習の基本ですが、学校で配られている教材は質がいいものが多いです。

そのため、まずは学校で配られている単語帳・参考書・問題集を勉強していくといいと思います。

 

たまに

「学校の参考書が分かりずらい」
「○○大学の参考書ルートでは別の参考書を使ってた」

という人がいますが、正直微妙です。

 

というのも、学校の指針とずれるからです。

学校では「配っている参考書」をベースに授業・テストが作られがちなので、別の教材で勉強すると、テストのたびに学校の教材を見直す必要が出ます。

 

僕自身の体験談として、学校で使われている英単語帳以外の単語帳で勉強していたせいで、英単語テストのたびにわざわざ学校の英単語の勉強を別でしなければいけませんでした。

単語帳によっても、微妙に訳が違うのでその辺も指摘されて面倒だった記憶があります。

 

こういったこともあるので、よほどのことが無い限りは学校の参考書などでの勉強から始めるといいとおもいます。

 

学校での勉強に余裕がある場合

学校での勉強は主に「定期テスト」で理解度を測り、定期テストをベースに授業が進んでいきます。

ですが、定期テストは基本的な問題が大半なので、入試レベルよりも低く設定されがちです。

 

そのため、物足りない人が出てきますが、この時は定期テスト範囲で参考書・問題集で深堀することをオススメします。

 

例えば、2次関数の範囲がテスト範囲なら、教科書+青チャートの該当箇所を勉強するといった具合です。

このように、定期テストにとどまらない勉強をしていくと、本格的な受験勉強の際の難易度のギャップに苦しみにくくなりますし、定期テストでも満点ちかくの点数が取れるようになるのでオススメです。

志望校が違くとも学習方法は基本的に同じ

解決策

要は、「基本を押さえよう」ってことですね。

 

人によって状況はまるで変わります。

・受験校
・その人の環境(高校・部活など)
・学力
・勉強時間
・現在の学年、時期

など。

 

ただ、受験勉強を本格的に始めるまでに、どこまで基礎力をつけられるかが一つのカギになります。

本格的に受験勉強を始めたときに基本的な内容が分かっていないと、参考書の意味が分からなかったり、アウトプットに時間を割けないなどの弊害が出てきます。

 

学力を伸ばすためには、「アウトプットに時間を掛けられるか」が大切です。

だからこそ定期テストだったり、参考書の内容を自分の中の「あたりまえ」にしておくといいと思います。

 

・定期テスト
・学校指定の参考書

このあたりから勉強をしていきましょう!

 

関連記事の紹介

 

高校全般向け

高校生が考えがちな質問について回答しています。

関連記事

大学受験が控えているのですが、塾には通ったほうがいいのでしょうか? 本記事ではこのような悩みを解決していきます。   ・大学受験生は塾に通うべきか ・自分の頭で考えないと搾取される話 ・自分で勉強[…]

比較
関連記事

勉強って質と量、どっちが大切なの?勉強してると自分の質が低く感じてなんとなく不安なんだけど… 本記事ではこのような悩みを解決していきます。   ・勉強では質と量どっちが大切なのか ・質を高めるために[…]

比較

 

高校1~2年向け

難関大学を目指す高校1~2年生向けの記事です。
先取り学習のメリットと先取り学習を後押しするサービスについて解説しています。

関連記事

大学受験に向けて授業の先取りをしたい!自分で教科書をみて勉強するのは効率が悪いからオススメのサービスとか参考書を教えてほしい 本記事ではこのような悩みを解決していきます。   ・先取り学習の本質につい[…]

成功

 

理系の人向けですが、学習スピード(数3)について解説しています。
該当者はぜひ!

関連記事

医学部を目指しているんだけど、数学3はいつまでに終わらせた方がいいの?なるべく早い方がいいって聞いたんだけど… 本記事ではこのような悩みを解決していきます。   ・数3を終わらせるべき時期(結論:高2[…]

考え

高校3年生向け

受験生の睡眠時間について解説しています。
医学的根拠に基づいた記事なので参考になると思います。

関連記事

現在高校生で医学部を目指しています。ただ、勉強量の問題で睡眠時間を削ろうか考えています。現在の医大生はどのくらいの時間寝ていましたか? 本記事ではこのような悩みを解決していきます。   ・受験生の睡眠[…]