東大理科三類現役合格
司法試験1発合格
医師国家試験合格…
と華々しい経歴を持っている河野玄人さん。
そんな河野玄人さんも近年は教育系Youtuberとして、情報発信をすることが増えてきました。
現に、勉強関連の動画として、目にしている人もいるのではないでしょうか?
実際に、勉強方法だったり、作業用に動画を参考にしている人も多いと思いますが、彼のいうことを鵜呑みにするのは
かなり危険です。
というわけで、本記事では、正しい河野玄人の動画の使い方を解説していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
河野玄人の動画を信用しすぎるのが危険な理由
要するに、彼の頭が僕たちよりもいいからです。
彼の天才エピソードは挙げればキリがありませんが、
・共通テストを10分で解く
・頭脳王3連覇
・東工大の難問を高校時代に自作していた
・東大理3A判定のみ
といった話が本人の動画で語られています。
さて、もうお気づきだと思いますが、この記事を読んでいる皆さんの99.9%は河野さんよりも学力的にも自頭的にも残念ながら劣っていると思います。
皆さんが知っている、身の周りにいる一番頭のいい人よりも、よっぽど頭がいいのではないでしょうか?
というわけで、
「河野玄人と同じようにすれば、同じような成果が得られる!」
と思うのはちょっと危険だと思います。
例をあげると、
解く時間がもったいないから、計算はしないで、解法を見て合ってるか確認していた。
といった趣旨の発言をしていました。
これは、
計算能力が高く、無数の問題を解いてきている河野玄人さんだから成せる技です。
これを一般人が真似をすると、
・模試や本番でど忘れする
・その場ではわかった気になるが、少し数値が変わると解けなくなる
・対策すべき課題が分からなくなる
といった大惨事につながります(ソースは僕ですが(笑))。
正しい動画の使い方
オススメの視聴方法としては
・エンタメとして楽しむ
・頭のいい人の思考回路を知る
・部分的に取り入れる
の3つです。
エンタメとして楽しむ
これは言わずもがなですね(笑)。
河野玄人さんは日本でも随一の頭脳を有する神脳ですが、いわば「○○やってみた!」を勉強でできる数少ない人間の一人です。
人間の中でもトップクラスの彼がやる企画で「コイツやべー(笑)」と一息つくのも面白いかもしれません。
ちなみに僕は、「頭脳王は45秒で何ができる?」の以下の動画が意味わかんなくて好きです(笑)。
頭のいい人の思考回路を知る
河野玄人さんは、共通テストや難関大学の問題解説の中で、思考のプロセスを視聴者に分かりやすく説明してくれています。
こういう問題を見たときは、○○を考えようとか、○○が出てきたらパターン化に落とし込めるといった、普段の勉強にも応用ができるように解説してくれています。
「頭のいい人ってどうやって問題を解いてるんだろう」
と思ったことはありませんか?
動画の中から、頭がいい人の思考プロセスを読み取り、自分なりに取り入れていくと成績は伸びやすくなるかもしれませんね。
部分的に取り入れる
「部分的に」と入れたのは、再現性が低いアドバイスも多いからです。
例えば、
「高1時点で偏差値50でも、やり方次第で東大に合格できる」
「整数問題は全部パターン化で解ける」
といった発言があります。
これらは、可能性はあるけど多くの人が当てはまるわけじゃない、ってことです。
冒頭でも述べた通り、彼は東大理Ⅲ合格・三大難関資格を合格しているような超人です(笑)。
正直、河野さんと同じ内容の勉強をしても同じような成果を上げられる人は99%いないと思います。
ただ、成功者(志望校合格者)に共通していることとして、参考になることがあります。
具体的には、
・繰り返し反復すること
・意味の無い模範解答写しをしないこと
などが挙げられます。
「当たり前じゃねえか(笑)」
と思うかもしれませんが、学校や優秀な同級生を見ると、「頭の出来が違うんじゃないか」とか「俺が努力したってしょうがない」と思う場面に出くわすことがあると思います。
そういったときに、こういった動画を見ると、
「天才でもやっていることは同じなんだなあ」と思えたり、もっと効率よく勉強できるヒントが見つかる可能性があります。
僕の場合は、
「数学はプロセスが分かればその問題は解ける!」という河野さんの意見は、自分には当てはまらなかったので切り捨てましたが、「歯磨きやトイレでも暗記をする」という発想は自分にも出来そうだったので、実践しました。
結果としてはプラスに働いたので、一部感謝していますが、こういった感じで、自分でもできそうか・プラスになるかを考えてつまみ食いをすることで合格への足掛かりができるかもしれませんね。
まとめ
受験勉強は、少なくとも3年間の積み重ねと効率・情報を持つことが合格につながってきます。がむしゃらに勉強することももちろん大事ですが、成績がいまいち伸びなかったり、自分の勉強方法に疑問を感じたら、学校や友達・ネットなどを使って情報を集めてみてもいいかもしれませんね。