こんな感じで急にタイ旅行に行くことが決まりました。
本記事では、ギャンブルにはまっていた僕に起こったタイ旅行についての物語になります。
まず金が無い
タイに誘ってもらったものの、まず直面したのは金銭的な問題でした。
旅行3か月前時点でかかるお金を大雑把に計算してみると、
・空港までの往復…6,000円
・飛行機代…60,000円
・宿泊費…12,000円
・タイでの現金…50,000円
の合計146,000円でした。
いや、高ぇ…
当時、お金があれば持っているだけパチンコ・スロットにつぎ込んでいたので、当時の僕の現金は合計で1万円くらいでした。
まあ、パチンカスは突然の出費に弱い。
でも、僕はどうしてもタイに行きたかった。
だからこそ、バイト・お盆小遣いで何とか工面することにしました。
(結局はクレカなどに頼って、のちの数か月は困窮した)
こうして何とかタイに旅立つことができました。
物価の安さ×自分の金銭感覚が恐ろしくなる
タイに到着した時にギャンブル脳が目覚めたのは、換金所でした。
三店方式じゃ、ない?とか換金ギャップがどうとかしょうもないことを考えていましたが、一番は
1バーツ(タイのお金)=4円だったというところでした。
もう駄目でした。
というか、パチンコ打ちたい。
今日、マイホの特定日なんだよな。とか考えてました。
タイの物価のここがすごい
ご存じの方が多いと思いますが、タイはあらゆるものの値段が安いです。
食べ物として、タイで有名なカオマンガイは50バーツ(200円)で食べれるし、タイパンツは70バーツで買える。
タクシーを呼んで、20分走らせても200バーツくらいしか掛からない。
そんな国でした。
1万円あれば、豪遊できる環境に身を置き、気づいたことがありました。
こんな気付きを得た僕は、そんなタイを友達と共に楽しみました。
タイを旅行して3日、ついに日本へと帰国しました。
タイから帰国後
タイから帰国した瞬間に向かったのは、次郎系ラーメン店でした。
なんか、無性に食べたくなったのです。
タイでは、十分に火を通していない食材を食べることはオススメされていませんでしたし、タイ独特の香辛料のせいで中々食が進まなかったこともあり、僕は食べに行きました。
旅を終え、自宅に帰った僕でしたが、ある感情が僕を襲いました。
声に促され、向かったのはマイホでした。
旅の疲れを押し殺し、いつもの場所へ。
そして…3万円負けて帰りました。
残ったのは負債だけ
日常が戻り、大学も始まった9月。
旅の思い出ははかなく、時期の移ろいを感じている友達に比べ、僕はクレカの使用額と貯金残高をみて絶句した。
これを背負って生きていかなくてはならなかった去年の夏。
この時は知らなかった。
9月、10月は本当に苦しかったことを。