このような経験、もしくは会話をしたことは無いだろうか。
ギャンブルの負け話はウケがいい
まずはじめにギャンブル関係の話で、負けた話はウケがいい。
なぜなら、言ってしまえば体験談だから、である。
正直、人が大金を得たとか、彼女ができたとか、よくわからん自慢話をしてくると、面白くないことがほとんどではなかろうか。
その人が、陰で死ぬほど努力していたとか、前から応援していたことが成就していた場合にはむしろ歓迎すべきことである。
ただ、ギャンブルで得たお金というのは一般的に不労所得に当たる。
おばあちゃんからお小遣いをもらったとか、道端でお金を拾ったとか、そのレベルの話である。
当然、うらやましいし、それを自慢されること自体気持ちのいいことではないのは明らかであろう。
逆に、ギャンブルという世間的にはお金を失う場所に出向き、負けてきたとなれば、
「だろうな(笑)。だから辞めとけよ」
と突っ込みたくなる気持ちもわかる。
一般的な「面白い」とは一線を画する
そんなギャンブルでの失敗談は、いわばメシウマであり、聞いている人は80%の人は笑ってくれる。
だけど、
・映画の感想を言う
・お笑い芸人の漫才を見て笑う
・友達と談笑する
ことで生じる笑いとは一線を画しているのは間違いなかった。
なにかが違う。
その「何か」とは、相手がこちらを下にみることで発生する笑いだったということだ。
相手は、ギャンブラーのことを「バカ」として認識し、バカのするバカな行動をみて笑っていただけだった。
関係が薄っぺらくなる
そんなギャンブルをする人というのは行動が「パチンコ屋に行く」ことの優先順位が高くなることで、薄くなってくる。
・予定のキャンセル、ドタキャン
・会話内容がワンパターンになってくる
・お金の不足による、旅行等の約束ができない
などのことで、親密度が下がってくる(ような気がする)。
ギャンブルを娯楽としている分にはいいけど、大体は中毒のようになってくる。
友達との約束の優先順位が下がり、パチンコ屋にいくことに使命感を覚え始めたら、いよいよ終わりだと思う。
あなたを含む全ギャンブラーたちに
僕が週7でパチンコ屋に通っていた時、僕の友達が言ってくれた言葉は凄く胸に残っているので、皆さんに共有して終わりたいと思います。
「お金は失っても、友達は失ったら取り返しがつかないからな」
この言葉がきっかけで僕はギャンブルから手を引く第一歩を踏み出すことができました。
もちろん、お金が無くては生きていけない世の中ですが、同様に友人の存在を失うことはとても苦しいことだと思います。
何気ない会話や悩みを打ち明けること、苦しみを分かってくれる友達がいてこそ、なんとなく生きていけるのだと思います。
そんな友人関係を、ギャンブルで壊すのはあまりにももったいないと思います。
そんな日常を謳歌できるよう、僕は今日もギャンブル以外のことをして過ごしていきたいと思います。
あなたはどうしますか?