[ギャンブル依存症]一度消費者金融に手を出したら無限に借りるようになる話

パチンコに行く金がねぇ…
借金しようかな

 

今回はこんな考えから消費者金融に手をだし、借金返済に困っている僕の体験談をお話します。

これから借金をしようとしている方、ギャンブルに熱中している方はぜひ最後まで読んでください。

 

はじめは「天井まであとちょっと」から

ゲーム

僕がはじめて消費者金融にお金を借りたのは、某スロットで

天井まであと350ゲーム(あと1万5000円あれば絶対に当たる)

というところで軍資金が尽きたときでした。

 

1万5000円借りたところで、天井恩恵で簡単に返せる。

という意味が分からない理由をつけて人生で初めて借金しました。

友人に消費者金融を使っていた友達がいた

消費者金融を使う、という発想はもともとあったわけではなく、親しくしていたスロット友達が消費者金融を使っていると言っていたことがきっかけでした。

 

バイトもしているし、簡単に返せる。
何なら、当たった瞬間換金して口座にお金を入れれば手数料もかからずに返金できる。

そんな甘い考えから消費者金融に手を出したことを覚えています。

 

はじめはめっちゃ怖かった

とはいえ、借金をしてギャンブルをするというのは抵抗がありました。

ウシジマくんやカイジ、Youtubeで見かけるやべぇパチンコ系Youtuberくらいでしか見たことが無かったからです。

 

でも、もうすぐに当たるから。

という自分の考えに抗えずに借金をしました。

 

なんとか返済できた

この時はあたりがよかったのか、借り入れた額を稼ぐことができたのでそのままATMに借金を完済しました。

 

なんだ。
口座を作って1か月目なら利息もないし、実質軍資金が増えるだけじゃん(笑)

という思考になっていました。

 

この後起こる悲劇も知らずに。

一度手を出したら、借金が選択肢になる

選択肢

パチンカスともなれば、毎日パチ屋に足を運ぶことが多いです。

 

借金は前回返し終えたものの、依然として口座に残高は0。

なので、「増やしに行く」という考えに至るわけです。

 

この日も軍資金が足りずに消費者金融からお金を借りて打ちました。

 

前回はなんとか返せたし、今日も返せるだろう

という考えで消費者金融に手を出しました。

 

結果は散々で借金した3万円を返せず、その日を終えました。

 

その月はずるずる借金を重ね、結局8万円を借りていました。

消費者金融の年利は高い

結局、口座開設から1か月以内に借金は返せずに、「手数料」がかかるようになりました。

 

年利は18%で、8万円借りたので、実際に支払う額は9万5000円。

 

高っ!!

と思ったのを覚えています。

 

増額に次ぐ増額

しかし、さすがはリボ払い。

月々に求められる金額は4000円と大したことが無いように思われました。

 

それを逆手にとって、僕は増額を繰り返していきました。

 

10万、20万、30万、、、。

こうして僕は自分の給料の1/3の限界借入金額を満たしてしまいました。

 

口座を作ることが失敗

いま思えば、口座を開設したのがそもそもの間違いだったと思います。

カンタンにお金が借りられて、返済もそんなに多くない。

 

消費者金融の術中にはまっていたと思います。

もしかしたら使うかもしれない、という考えで口座を開設しましたが、「もしかしたら」は基本的に使うので、口座開設の段階で勝負はついていたと思います。

毎月「これより酷くはならない」を更新し続けた

大学入りたての頃は、貯金残高が10万円を割ったら最悪だったものが、借金をするようになってからは、

借金5万円で最悪→借金10万円で最悪→借金30万円で最悪→借金30万円+クレカ残高0で最悪

と最悪を更新し続けました。

 

借金をすると心の余裕なんてものは消えますし、クレカすらも使い果たす。

そんな事態になる可能性があります。

 

これらのリスクを知って、借金はしないようにするのが得策だと思います。

 

今では芸能人が広告をしていることが多い

現在はTVやYoutubeで消費者金融のCMが頻繁に行われています。

そこに出てくる演者は芸能人も多く、皆さんもよく知っている人が多いと思います。

 

だからこそ、親近感を持ってしまいがちですが、消費者金融はその手軽さと借りられる金額の多さから多くの人が勘違いをして返済に苦しんでいると思います。

もちろん、本来は返済能力があり、しっかりとした理由をもって借りればサービスとしては悪くないと思います。

ただ、僕のようなギャンブル依存症の人間が借りると、返済に困り生活が困窮するリスクも十分にあります。

そのお金は本当に必要なのか?
返済できる能力は本当にあるのか?

といったことを念頭においてほしいと思います。

 

僕のような学生・社会人がこれ以上増えないことを願って締めの言葉とさせていただきます。

読んでいただきありがとうございました。